こんばんわ、院長の遠藤です。
本牧さくら接骨院では、治療しないでお帰りいただくことは、ごく普通にあります(笑)
えっ!治療しないの!って驚かれる方も多いと思いますが、今日のケースで、ご説明しましょう!
今日の患者さんは、年配の女性の患者さんで、足の裏の痛みを訴えていらっしゃいました。
その痛みは、夏に起こり、患者さんは一度整形外科へ行かれました。
整形外科では、レントゲンを撮り、骨に異常がないので湿布を処方して、処置は終了。
また、痛くなったらいらっしゃいとの事でした。
それからしばらくして、痛みは少し収まりましたが、相変わらず痛みがあります。
特に朝起きがけの痛みが辛く、足を着くのが怖くなるくらいでした。
大好きだったウォーキングもやめてしまい、様子を見ていましたが、やはり痛みが引かないので、本牧さくら接骨院に来て下さいました。
以前にも一度、お孫さんを抱いて、腰を痛めた際にも来院して頂き、一度で良くなったので、もう一度診てもらいたいとのことでした。
足の痛みは、踵の骨のあたりです。
お話をよく聞いて、患者さんにお尋ねしました。
「整形外科で、足底腱膜炎と診断されませんでしたか?」と。
患者さんは、「特に何も言われなかった。骨に異常がないから大丈夫とだけ言われて、痛くなったらまた来なさいという程度でした。」との事。
痛みのある場所を、1回で指で押さえてみて、「ここでしょ?」と聞くと「はい!そこです!」と(^^)
足底腱膜炎で、痛みが出る場所は、踵の足指の腱が付着してる部分に多発します。
それと患者さんは、足底のアーチが足りません。
いわゆる偏平足です。
なので、足底腱膜炎になりやすいタイプの足だったんですね~(^^)
こんな時は、痛みが出てからかなり時間も経っていますし、さほどつらい症状でもないように見受けられましたので、足底腱膜炎を自分でケアする方法をお教えします。
それと偏平足をケアする方法もあわせてレクチャーします。
ご自身のセルフケアで解決できる症状の場合は、特に治療はしません。
患者さんも、日常生活の不安があるので、その不安を取り除いてあげるだけで大丈夫なんです。
どのような生活をしたら良いか、どのような運動をすれば良いか、どんなものを履いてみたら良いか、歩行姿勢(歩き方)、歩いた後のケアの仕方等々、事細かにレクチャーしてあげて、患者さんの不安は、なくなってしまいます。
ついでに偏平足から来る外反母趾のケアもお教えしました。
痛みのない方の足が、やや外反母趾になりかかっていましたので、早期ケアで症状の進行を食い止められます(^^)
このように、まったく治療しないでお話だけでお帰り頂く患者さんも、本牧さくら接骨院では多いんです。
慢性期の症状では、普段の生活習慣等をキチンと見直してあげて、簡単なレクチャーをしてさし上げたほうが、回復が早いことが多いんです。
ご相談だけで、帰りは素敵な笑顔でお帰り頂いてます。
そう、体に関する心配事を、身体のプロの私達が取り除いてあげるだけでも、それは治療なんです(^^)
安心して、普段通りの生活が送れるように導いてあげることも大切なんですよ~!
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