2016年1月9日土曜日

おはようございます!

今日の本牧は、晴れ。
風が冷たく感じます。
3連休の方も多いのではないでしょうか。
成人式も晴れのようなので、一安心ですね。

さて、改めてご説明ですが、接骨院を利用する際の注意として、厚生労働省のホームページに下記のように記載されています。

◎治療をうけるときの注意
単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。
このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。

詳細はこちら (厚生労働省のホームページへリンクしています。)

このように、厚生労働省からも当たり前のごとく注意喚起されています。
なのに、肩こりや、慢性疲労や日常生活からくる腰痛を接骨院で、健康保険を利用して施術しようとする接骨院が、バカらしいほど沢山あります。
これらはすべて違法行為であるという認識の欠如からくるもので、柔道整復師のモラルの低さが露呈しています。

これら保険対象とならない症状を、保険利用して施術する行為は、「詐欺行為」となります。
昨年、ニュースにもなった暴力団が資金源とする医療保険詐欺なども、このようなことを行い、接骨院を自ら運営し、売れていない芸能人やら暴力団関係者を施術して、保険金詐欺を行い検挙されたものです。

こんな事件に巻き込まれないためにも、くれぐれも注意喚起しますが、安く診てもらえるからとか安易によく考えもしないで接骨院を利用すると、大変な目にあう可能性が大なのです。

肩こりがキツイなぁとか、腰が辛いなぁなどと思ったら、まずは病院で診てもらうか、良識を持った接骨院で判断してもらいましょう。

良識を持った接骨院なら、肩こりや慢性腰痛のような症状の場合、健康保険を利用して施術するような事はありません。

最低3点押さえておいて欲しいのですが、まず第1に、正しい判断ができる接骨院を利用して下さい。
肩こりや慢性腰痛にも、原因があります。
その原因は、人それぞれ生活様式からくるものですから、全て同じではありません。
それらの原因をキチンと説明できない接骨院なら、問診の段階で断わりましょう。

せいぜい取られても、初検料だけですので(初検料と言っても、きちんと診てないので払う義務もないですけど)自費で払っても1,450円。
保険を利用して、無病という判断をしてくれれば、、440円で済みます。
接骨院で、無病という判断は、接骨院で処置する症状ではないと言う事です。

肩こりや、腰痛で悩む症状を「捻挫」や「挫傷」という症状名を付けて違法に施術する接骨院にだけは掛からないでくださいね。

そして第2に抑えておいてほしいことがあります。
必ず領収書を出す接骨院を利用して下さい。

これは、厚生労働省からの通達で、必ず施術ごとに領収書を発行するように指導されています。
領収書が出せない接骨院は、危ない接骨院です。
厚生労働省からの指導にすら従わないところですから危険でしょう。

最後に抑えておいて欲しいポイントは、院内に必ず施術者の詳細を掲示するよう、厚労省から指導されています。
施術を行う全スタッフの詳細を掲示することになっています。
国家資格者の柔道整復師である旨を、必ず氏名とともに掲示しなければならないのです。
なぜなら、接骨院では有資格者(柔道整復師)以外は施術できないからです。

あなたの身体を触っている人は、国家資格を持った人でしょうか?
危ない接骨院では、学生アルバイトなど無資格者に、患者を施術させている所が沢山あります。
安い賃金で雇われた無資格の従業員にあなたの大切な身体をおかしくされてしまうこともあるのです。
それは、無資格ということは、何の医学的知識もない人のことを指すのですからね。

以上3点を押さえておくとともに、安易に保険を利用して肩こりや、慢性的な怪我ではない腰痛を接骨院で診てもらうことは、やめましょう。
「そんなこと知らなかったから」という方もいらっしゃるかもしれません。
説明をしない接骨院が悪いのですが、「無知も罪」です。
最低限、ご自身の身体を守るための術は、学ぶ必要があると思います。

長々と失礼しました。

それでは今日も1日自分に出来る事を頑張りましょう!

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